抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEを取り入れることは免疫力の向上にも繋がる為、体にとってとても大切です。

抗酸化作用とは体内に取り込まれた余分な活性酸素を無害化してくれる働きがあります。

本来空気を体内に取り込んだときに酸素からほんのわずかな数だけ活性酸素が作られます。

 

活性酸素はウィルスを撃退するなど体を病気から守る働きを行っていますが、この活性酸素が過剰に増えてしまうと、今度は体内の細胞を傷つけ機能を低下させてしまい、病気のリスクが高くなってしまいます。

この余分な活性酸素を、抗酸化物質が無害化してくれるのです。

 

また、ビタミンCには、活性酸素を無害化し働き終わったビタミンEを「再生成」してくれると言った深い関係があります。

一緒に体内で働いてくれることで、より免疫力も向上します。

 

しかしながら、精神的なストレスや感染症などの病気によるストレスが加わるとビタミンCやEの消費量が増えてしまい抗酸化力を発揮しづらくなります。

 

ビタミンCは犬や猫の場合人と異なり体内で作り出すことが出来る特徴があり、

その為摂取することは必要ないと言われることもありますが、過度のストレス、加齢や飲んでいるお薬、お食事など生活習慣によっては作られづらく、消費量も増してしまいますので、状態によってはサプリメントなどで補ってあげることも必要です。

 

心臓病などの生活習慣病はストレスが原因で体の負担が少しずつ増え、発症に繋がることも少なくありません。

食事やサプリメントから抗酸化作用のある素材を取り入れることは、長生きの秘訣と言えます。