動物病院の院長先生にお越しいただき、社内勉強会を開催して頂きました。

第一回のテーマは「薬のあれこれ」

今回はその中から、お薬の飲み方についてお話しします。

 

病気やケガと診断されると、状態に応じてお薬が処方されます。

しかし、そのお薬は副作用のあるものばかり。

先生からの説明に、投薬を躊躇される飼い主さんも多いのではないでしょうか?

 

どのお薬も長期に渡って取り入れることは内臓に負荷もかかりやすくなるため、良い事とは言えません。

しかし、病気やお薬の種類によっては決まった量を与えなければ効果の出ないものや途中でやめてしまうと逆効果になってしまうものなど様々です。

獣医師と相談の上、投薬を開始しましょう。

 

<決まった量を与えなければ効果の出ない薬>

 

お薬が処方されると多くの場合1日に何回、どれぐらいの量を与えるのか獣医師から指示が出ます。

しかし中には自宅に帰ったあと「不安で決まった量を与えられない。」「与え忘れてしまう時がある。」といった飼い主さんもいらっしゃいます。

 

お薬には、規定量をしっかり飲まさなければ効果の現れにくい種類があります。

まずは獣医師の指示通りにお薬を与え、再診を受ける事が大切です。

自己判断で量を減らしたり、与えない日があった場合には治りづらくなる可能性があります。

もしもお薬に不安がある場合には、予め獣医師や動物看護師に相談をしてみましょう。

何の為に、いつまで与えるのかなど、不安なことを聞いておくことも大切です。

 

Q:1日2回のお薬、効果的な間隔は?

獣医師から朝と夜の2回飲んでくださいと言われた場合、理想的な間隔は12時間あける事。

例えば、朝7時に与えた場合は夜の19時に与えるという事です。

この一工夫が、より病気に対してお薬の効果を引き出します。

 

次回は「ジェネリック医薬品」について!