カテゴリー「 ■アトピーアレルギー 」の記事

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前回検索した文献に色々と参考になる情報がありました。 例えば、 炎症性腸疾患(腸に炎症ができてしまう病気)の動物は 慢性的に下痢や便秘になってしまいます。 腸内フローラのバランスが悪く、善玉菌よりも悪玉菌が多くなります。 …
次に探すのはプレバイオティクスです。 ラクリスの増殖を助けて、さらに腸管免疫を高める ことのできるという条件が必要です。 もう少し広い意味では腸内フローラに 良い影響を与える物質です。 これも数多くの論文にヒントが隠され …
善玉菌の文献の中でも私たちが注目したのは、 Bacillus Coagulansと呼ばれる有胞子性乳酸菌と呼ばれるものでした。 これは、1949年に山梨大学の中山博士が 緑麦芽から分離したものです。 この菌の特徴は「胞子 …
結局、ワンちゃんの腸内環境を維持、改善する物質(シンバイオティクス)を探すために実行したことは膨大な数の科学論文を探すことからでした。 現代ではインターネットで米国国立医学図書館(Medline)のデーターベースを無料で …
■腸管免疫を活性化させる食物成分は何か? ■人間とワンちゃんの腸内環境はどのように違うのか? ■ワンちゃんのお腹の健康に必要な物は何か? などの数々の疑問を抱えながら私たちは調査を開始しました。 ここで「私たち」となった …
それから私は「腸管免疫」が面白くなって、 その解剖学の教室や細菌学の教室に通いながら どのような食品成分が 腸管免疫を刺激するか調べるようになりました。 それまで、栄養素や腸内環境が 健康にとても大切だとは頭でわかってい …
では、どうしてそんなに腸内フローラすなわち腸の健康が大事なのでしょうか? 私が「腸管免疫」という言葉を聞いて、興味を持ち始めたのは今から約5年ほど前のことでした。私は獣医師ではありませんが、基礎の薬学の研究者としていろい …
ここで、その「乳酸菌の科学と技術(学会出版センター)」という書籍のデータも交えてワンちゃんの腸内細菌についてもう少し詳しく紹介したいと思います。 ワンちゃんの腸内フローラは、生後間もなくから発育にともなって著しく変動しま …
腸内細菌、腸内環境という言葉を 聞いたことがあると思います。 お腹の中には善玉菌、悪玉菌がたくさん住んでいて、 この菌の種類や数・バランスなどを総じて 「腸内フローラ」と呼びます。 みなさんは、赤ちゃんや子犬のウンチは  …
お腹の調子が良いと自然に元気になるものです。 お腹は、 口→食道→胃→十二指腸→小腸→大腸 と消化の役割を担っていますが、 これは口から入った食べ物を「栄養素」 として取り入れる器官としてとても重要なのです。 ところが、 …
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