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EMの目的

EMは、通常食品加工などの分野で製品別に
単1種類のみで使われている微生物を、複合共生させた上で
実用化に成功した資材です。

当初は、農業において土壌改良材を目的としておりましたが、
その後の研究と実績により環境浄化が果たせる環境浄化の切り札として、
現在では幅広い分野で活用されています。

一般的に、悪臭や水質汚染など環境悪化の原因の多くは、
腐敗 (酸化) 型の微生物が関係しています。

この対策として、従来は消毒・殺菌・物理的な除去等が行われていますが、
腐敗する前に有用な微生物を定着させる事で、問題解決する事をEMは可能とします。

この手法は、腐敗をおこさないばかりでなく、原因物質を資源化することができます。

結果として、EMの活用により、生ゴミは家畜のエサや肥料へ、
排水汚泥は上質の堆肥へ、そして家庭排水はプランクトンの
エサとなって様々なシーンで資源が循環し、生態系も回復へと向かいます。