がんとアレルギー。
この2つの病気は全く違うものでしょうか?

これらの病気について調べると色々な面白い共通点がわかってきます。

例えば

1.はっきりとした病気の原因が分からないことが多い
2.完治できる治療法がみつかっていない
3.ステロイドや抗生物質、抗がん剤などの副作用の強い薬を使う
4.生活習慣の改善によって症状が緩和することがある

これら2つの疾患の発症のメカニズムには、「免疫システムの不調」という
大きな共通点があります。

本来は体をさまざまな病気から守るはずの「免疫システム」のバランスが
崩れることによってがんやアレルギーになってしまいます。

ですから「免疫学」が発展して多くの免疫学者がノーベル賞を受賞して
いることもうなずけますね。