ここで、私たちは飼い主さんと一緒に
ななちゃんの生活の情報を整理させて
いただくことにしました。
皮膚の病気のようになかなか治らない疾患は
体質のほかに、環境や食べ物が大きく
関係している場合があります。
私たちスタッフの「栄養学」「薬学」「医学」に
詳しい者がチームを組んでななちゃんの情報を
整理して対応させていただこうと思いました。
まず、ななちゃんの基本情報ですが
犬種:柴系の雑種
性別:女の子
飼育状況:野外で飼育。冬場のみ裏庭へ。
体重:11㎏前後
現在の年齢:2002年10月23日生まれなのでおよそ5歳11ヶ月
今回の病気に対する動物病院の処置:
2006年12から2007年2月まで通院
獣医さんの「直りません」の言葉で通院を断念
投薬:
ファレキシン(抗生物質)
プレドニゾロン(ステロイド)
ビクタスMTクリーム(抗菌クリーム)
デュクソスプレー(セラミドスプレー)
その他:
通院断念の後は、 ロイヤルゼリーやプロポリス等を投与し
皮膚の回復やかゆみがいくらか和らいだように見えていたのですが
安くはないので、続けられませんでした。
残念ながら、病名は
耳、アゴ、胸あたりのひどい脱毛と出血、掻痒感という
ことだけで、それ以外は分かりませんでしたが
それはあまりにも可愛そうな状況でした。
これらの情報から
当時の獣医さんの処置は標準的なものだと思います。
しかし、人間の場合もそうですが
アトピーや癌などは標準治療だけでは
なかなか病状が良くならないケースが出てきます。
次の項でその理由をご説明いたします。
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