本日のYahoo Japan トップNewsに面白い記事がありました。

まずは、その記事を原文のまま引用させていただきます。

ブルドッグ、あの顔立ちが消える?=有力愛犬団体が繁殖基準改正-英
1月15日配信 時事通信

【ロンドン14日時事】

英国でさまざまな犬の体形や顔立ちが変わろうとしている。

「ブリーダーが近親交配によって犬の姿を変形させ
不健康な犬を繁殖させている」との批判に応え
同国の代表的な愛犬団体ケネル・クラブが
209犬種の繁殖基準を改正したためで

人気のブルドッグも今後、大きくしわの寄ったあごが
見られなくなるなど本来の姿を取り戻すことになる。

14日付のタイムズなど一部英紙が報じた。

BBCは昨年夏、犬の繁殖方法の問題点を扱った
ドキュメンタリー番組を放映。

この中で、「ブリーダーたちはコンテストで優勝できるように
数十年にわたり無理な近親交配を重ね
がんやてんかんなどを発症する犬が少なくない」などと批判。
大きな反響を巻き起こした。

この基準改正を受け、ブルドッグは小さく引き締まった顔
長めの脚、細い胴体と、現在からは想像できない姿に生まれ変わる。

しかし、ブリーダーの協議会は「ブルドッグが全く別の犬になってしまう」と反発
同クラブを相手取り法的措置も辞さない構えだ。 

— とありました。

人間が動物の血統を管理しすぎることの弊害です。

一般的に、純血種よりも雑種の方が強いと言われていますが
人為的に作り上げられていったワンちゃんはその容姿と引き換えに
さまざまな欠点を持つようになってしまうのです。

私たちは食べ物の問題からワンちゃんの健康に取り組んでおりますが
もしかすると、遺伝や体質など生命の根幹にかかわるところでも
問題を解決する必要があるかも知れないと感じたNewsでした。