前回検索した文献に色々と参考になる情報がありました。

例えば、
炎症性腸疾患(腸に炎症ができてしまう病気)の動物は
慢性的に下痢や便秘になってしまいます。
腸内フローラのバランスが悪く、善玉菌よりも悪玉菌が多くなります。

また、悪玉菌が多くなると、さまざまな有害物質が発生して
臭いの原因になるばかりか、癌などになる確率も高まります。

腸の免疫バリア機能も落ちてしまい
カンジダなどのアトピーの原因菌が発生します。
さらに、解毒機能も衰えるので、内臓疾患にもなってしまいます。

この時に抗生物質やステロイド、抗がん剤などを使ってしまうと
この腸内フローラはどんどん悪化をたどり、悪循環になってしまいます。

当然、栄養分の吸収性が悪くなり
特にカルシウムなどのミネラルの吸収率が低下します。

こうなってしまうと、
せっかく特別に用意されたご飯やサプリメントを与えても
栄養素をうまく利用できなくなってしまうのです。

サプリメントの効果が思ったように出てこない・・・。
その原因は案外、腸内環境にあったのかも知れません。

私たちは、勉強すればするほど、腸と健康についての
重要性を思い知らされていきました。