ワンちゃんに避妊手術を受けさせるか
どうかはとても大事なことです。
犬の避妊手術はどのように行われるのか知っておくための
いくつかのポイントがあります。
病院によっては異なりますが、
1) 雄犬は睾丸の摘出(去勢手術)
2) 雌犬は子宮、卵巣、卵管を摘出
この時に雌犬は開腹手術をしなければなりません。
手術は全身麻酔で行われるので、通常、入院が必要になってきます。
(これは麻酔薬に対するアレルギー反応などのリスクを伴います。)
一方、雄犬の場合は入院なしにその日のうちに帰宅できる病院もありますし
数は少ないですが雌犬でも日帰りできる病院もあります。
高齢犬は、犬の体力が低下し、手術の負担が大きくなる傾向があります。
それらを踏まえて、犬の体調をよく見ながら獣医さんと相談しましょう。
雌犬の場合、発情中の手術は出血が多くなるので、避けた方がいいでしょう。
いずれにしても、術前・術後のケアをしっかりしてくれる病院を選ぶのが原則です。
費用は約2万円~8万円程度です。
(一般に雌の方が高いです)
この手術代には
麻酔料・血液検査・手術料・入院費用・薬代が
含まれていることが多いようです。
ただし、手術代だけの低料金で安心させ
後でその他の料金を請求する病院もあるようです。
トラブルを防ぐためにも、あらかじめ信頼のおける病院を選び
納得のいくまで説明を受けてください。
金額の開きは、もちろん病院の差もありますし
犬の大きさによっても違ってくるからです。
料金の高い病院が良医とは限りませんので注意しましょう。
日帰りの病院は安い傾向があります。
ペット保険を利用すると、保険会社によっては犬の避妊手術に対して
割引制度を適用してくれる保険もあるようです。
また、区市町村からは補助金が出るところもあります。
「申請する区市町村に住居があること」
「狂犬病の予防接種 並びに登録が済んでいること」などが条件になっていることがほとんどです。
申請方法も金額も区市町村によってまちまちなので、各自治体に問い合わせるのが良いでしょう。
以下は避妊の減額費用の一例です。(都市名をクリックしてください)
三鷹市
飼い猫以外のオス・メスとも一律に5000円を減額
松阪市
犬猫一律3000円を減額
品川区
オス猫6000円メス猫12000円をそれぞれ減額 物価も高いから他と同じくらい
横須賀市
犬オス2400円、犬メス4000円をそれぞれ減額。
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