抗がん剤の種類

抗がん剤は、いくつか種類があってがんの
種類や症状によって使い分けます。

① アレキル化剤

抗がん剤の中で最も歴史の古い抗がん剤です。
副作用としては、出血性膀胱炎があります。
出血性膀胱炎は、一度かかると治りにくい病気なので、
注意しながら服用します。

② 代謝拮抗剤

代表的な代謝拮抗剤に、メトトレキセートがあります。
静脈内注射や経口薬として投与されます。

③ 植物アルカロイド

アルカロイドとは、モルヒネやコカインなどの植物からできる
有機化合物のことを指します。
副作用として、神経障害が見られることが特徴です。

④ 抗腫瘍抗生物質

ドキソルビシンなどの抗生物質を用いた抗がん剤です。
効果が出やすいため、その分副作用も出やすいのが特徴です。
長期的に使用すると、心臓に障害を引き起こすこともあります。