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直前の記事、「アトピー・アレルギーに新素材!【LPS】とは」で

「生体内にあるマクロファージという細胞を活性させる新規成分は
小麦と共生する微生物「パントエア菌」であることを発見しました。」
と書きました。
そもそも【マクロファージ】とは何なのか?なぜ活性化する必要があるのか?
【LPS】の有用性を解説する手前で、この土台部分の解説しなければいけませんね。
【マクロファージ】とは?
「健康のために免疫力を上げる」という言葉を良く聞くと思いますが、これには、
私たちの体中に分布するマクロファージという免疫細胞が大きく貢献しています。
マクロファージは人間に限らず、どんな下等な生物にも存在しています。
つまり、地球上のあらゆる生命を守るために、中心的な役割を果たしているのが、
マクロファージという細胞なのです。
マクロファージの特徴的な機能として第一に上げられるのが「貪食」です。
「どんしょく」と読みますが、字のごとくマクロファージは貪り食べる細胞です。
マクロファージは、体の中の老廃物や、自分自身の死んだ細胞、
侵入してきた病原菌など、いずれも健康を脅かす元になるものを食べてくれるのです!
なぜ【マクロファージ】を活性化する必要があるの?
マクロファージが正常に機能してくれないと、身体に悪いものを食べてくれなくなります。
マクロファージがきちんと機能しているかどうかで、私達の健康状態は
大きく左右されると言っても過言ではないのです。
ところが、マクロファージは歳をとったり、ストレスを受けたりすることで
弱くなってしまいます。
ストレス社会とも言われる現代では、多くの生き物のマクロファージが、
最大限に機能していない可能性はじゅうぶんにあります。


そこでマクロファージを活性化させる物質を身体に取り込む必要が出てくるのです。
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【出典】自然免疫応用技研ホームページ【植物発酵糖脂質物語