よみうりペット2006、7月号vol.47で当社パンフェノンが依頼取材で掲載されました。
全国で70万部発行されており、毎日問合せで嬉しい悲鳴を上げているところです。
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ペットのサプリメント講座
有限会社スケアクロウ
メディカル事業部
大川 博さん
「ペット用としての安全性や効果がきちんと検証されているかどうかが大切です」
ペットのサプリメント市場は、業界全体で約40億円といわれるほどで、欧米などに比べればまだまだ小規模です。しかし、近年は毎年、かなり高い伸び率で増加しており、各方面から注目を集めています。
業界的には、医薬品メーカーや食品メーカーが獣医師専売品として開発したものから、人間用サプリメントを作っているメーカーが、人間用の物は薬事法規制などで販売がきびしくなり、そのままペット用に転用したものまで多種多様あります。
動物病院で使用されるサプリメントは、治療補助として、獣医師による臨床試験に基づいて用法容量の目安がありますが、市販のものは栄養補助食品、つまりフードのひとつであり、まだ、きちんとした法規制がなされていません。
人間用のサプリメントを転用して、この犬の体重は人間の何分の1だからと、単純に成分量を調整しているものが多く見受けられます。
成分によっては人間には害がなくても、犬や猫には害がある場合もあります。また、代謝システムが違って、ペットにはうまく消化・吸収できない成分があるのです。
今後、サプリメント市場が堅実に伸びていくためには、人間用のサプリメントブームに乗るのではなく、きちんとした獣医療機関、獣医師と協力して、地道な臨床試験を積み重ねて、科学的な報告にもとづいた製品を開発、普及させていくことが必要ではないでしょうか。