炭酸水素ナトリウムとは?
化学式で書くとNa2CO3
重曹といえば思い出す方も多いはず。
パンやホットケーキを焼く時のふくらし粉(ベーキングパウダー)として、
パンやお菓子を作る時の必需品です。
化学反応式は2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2↑
中学校の理科でも出てくる重要な化学反応式です
酸性の物質(クエン酸や塩酸など)+水とも反応し
「二酸化炭素」を出す性質を持っています。
そのためソーダアメなどなめると口の中ではじけるお菓子、
粉状の炭酸ジュース、入浴剤、消火剤などとして広く使われています。
またこの時ににおいを吸い取る作用があるため、
ゴミの脱臭剤としても使われています。
その他、胃薬、脱臭剤、あく抜き、汚れ落とし、
洗髪料、煮豆を柔らかくする、銀のくすみ取りなどにも使われ、
名前を知らなくても非常に多くの恩恵をうけているものです。
このよくみかける炭酸水素ナトリウム。
親戚の家でいつも使っている
「入浴剤」の原料にも入っていたので調べてみました。
キング化学さんから出ている
薬用入浴剤「森の香り」という製品で入浴すると、
とっても良い香りがします。
そのセールストークは
●ミネラル有効成分(炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム)
が温浴効果を高めて血行を促進し、荒れ性、冷え症、疲労回復に効果があります
●からだがよくあたたまり、湯上り後もポカポカとした温浴効果が持続します
●うるおい成分(天然アロエエッセンス)がお肌にやさしく働き、
湯上り後のお肌をしっとりなめらかにします。
●フォレストグリーンのお湯と、心やすらぐ森の香りです
その効果は
荒れ性
冷え症
疲労回復
肩のこり
腰痛
神経痛
リウマチ
しもやけ
にきび

ひび
あかぎれ
しっしん
あせも
とたくさんの効用。
「薬用入浴剤」としてどうどうと効能効果が記されています。
炭酸水素ナトリウムと硫酸ナトリウムだけでもこの効果です。
あとは保湿成分として
アロエエキスを配合して香料を加えているのです。
その上「たんぱく分解酵素」を加えると、
とてつもないパワーになります。
つづく→
ワンにゃフルバナーのコピー.gif