犬との散歩は、楽しく、健康的に過ごしたいものです。
その為には様々なことに注意が必要です。
まずは、大切なわんちゃんの健康状態です。元気がない時、体力を消耗している時、また老犬を飼われている方はわんちゃんの様子をみて適度なお散歩にしましょう。
そして出かける先には犬が怖い、キライだという人もいますから、周りの方への配慮も忘れずにします。

人も犬も快適に楽しく散歩をするために、次のようなことに気をつけましょう。

○大型犬、小型犬関係なく散歩は大切
小型犬は小さいし、家の中を自由に歩いているからお外の散歩は必要ないと、誤解している人がいるようですが、そうではありません。
散歩はどんなサイズの犬にとっても、心の刺激になり、犬の社会化教育になるのです。
犬のサイズに関係なく、散歩に出かけて人間社会を見せてあげましょう。また、犬社会?で新しいお友達もできたらいいですね。
こういったことを経験させることで、落ち着きのあるストレスに強い、自信に満ちた明るい犬に育っていきます。

○暑い日には犬だって大変
犬は暑さに大変弱い動物です。夏は特に地面のアスファルトを手で触っても熱くなっています。
こんな状態では、足の裏を痛めますし、毛皮を着ている犬は日中の暑さが体に堪えるだけでなく、熱中症などで呼吸困難になったりします。
できるだけ気温が低い時間帯に散歩に出かけてください。
犬は朝と夕方が活発になる時間帯ですので、この時間帯に散歩に出かけると、ストレスを上手に発散させることができるでしょう。

○老犬の散歩はほどほどに
犬も歳を取ると、あちこちが老化してきます。
若い頃と同じような距離を歩かせることは、老犬にとってはかえって健康とは逆なこととなるかもしれません。犬の様子を気をつけてみていてあげ、または獣医師と相談し、老犬にふさわしい散歩をしてあげましょう。

○初めての場所に行く時
犬をはじめて知らない場所に連れていくときは、行った先で怖がったら落着きがなくなったりしたら、すぐに帰りましょう。 そして落ち着いたら、「おすわり」など愛犬が従える号令をかけて、できたらほめてごほうびの食べ物を少しあげましょう。
それからもう一度、さっき行った場所の方向に歩き、犬の様子が変わる前の場所まで歩き、それからUターンして帰ってきます。
少しずつ繰り返していけば、犬もそのうち慣れていくはずです。
はじめての場所に慣らすときは、時間をかけて慎重にしましょう。

○散歩時のマナー
犬はかわいいですが、犬が苦手、怖いとかんじている人もたくさんいます。
その為、排泄の場所、排泄物の処理はもちろんのこと、リードを短く持って歩く等し、周りの人に迷惑がかからないようにしましょう。
また、犬を散歩させている人でも他の犬と接触させたくないと考えている飼い主さんもいますし、他の犬との接触で落ち着きを失ってしまうわんちゃんもいますので、周りの人々にはいつも気を使うべきでしょう。

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