まずは、必要な道具ものをそろえましょう。
基本的には、洋裁に使うものと大差はありません。

お手もとにそろっているか、確認のためお役立てください。

◆基本の道具◆

・布
 作り方の本を参考に、素材、デザインを選びましょう。
 特に布の硬さ、伸縮性は似たものを選んだほうが、仕上がりのラインがお手本に近くなります
 <素材選びの参考にコチラもごらんください>

・ミシン&ミシン針
 手縫いでも対応できますが、
 ワンちゃんの動きにたえられるよう、縫うときはミシンを使うほうが無難です。
 

・手縫い針
 本縫いはミシンですが、仮縫いのための手縫い針も必要です。
 立体的な縫い目が多くなる洋服。
 まち針を使うほか、仮縫いをすることで、仕上がりが断然きれいになってきます。
 なれないうちは、仮縫い無しでミシンで本縫いをすると、ずれてしまうことも。
 

・まち針
 縫い目を押さえるほか、型紙を布にとめる時に使うこともできます。
 多めに用意しておいたほうがいいでしょう。(15本くらい)

・縫い糸
 ミシン針のサイズに合ったものを選びましょう。
 ポリエステルなら、どんな布にも対応しやすく、便利です。
 生地に合わせて、目立たない色を選ぶのが基本です。

・メジャー
 ワンちゃんのサイズを計るときに使います。布製のものを用意しましょう。
 ワンちゃんの体系にピッタリの洋服を作れるのが、手作りの魅力の1つですね。
 正確なサイズが計れるよう、 <サイズを計るときの注意点>もあわせてご覧ください。

・はさみ

・チャコペーパーペーパー&ソフトルレット
 仕上がり線、縫い代などの線を引くのに使う道具ですね。
 チャコペーパーは両面に色が付いているものと、片面にしか付いていないものがあります。
 二つ同じ型紙が必要な場合は、両面のものを使うと便利です。
 布と布の間にチャコペーパーをおき、上からルレットをあてることで一度に二枚分の線を引くことができます。

・チャコペン
 チャコペーパーがあれば事はたりますが、ちょっとした印を直接布につける時は
 ペンタイプの方が身軽で便利です。
 

・アイロン&アイロン台
 一手間ではありますが、
 段階ごとに、布にアイロンをかけながら作業を進めると、綺麗に仕上げることができます。
 

◆あると便利なもの◆

・リッパー
 ボタンホールをあける時、はさみではきりにくいミシンの縫い目をきるのに便利です。

・ひも通し
 ゴムや、紐を通すときにつかいます。
 なければ、安全ピンで代用できます。
 そのときは、針で手をささないよう、しっかりと留めてつかいましょう。

・目打ち
 中表で縫った布を、裏返したときに角をきちんと出すときに使います。
 針でも代用可能ですが、布の糸を引っ張って傷つけないように注意が必要です。

・バイアステープ
 布の縁取り用に。
 切りっぱなしだとほつれやすい布に

・ボタン
 サイズで選ぶほか、デザインの合う物を。
 

・マジックテープ
 幅がさまざまあります。はみ出さないサイズを選んで使いましょう。
 ワンちゃんの毛を巻き込まないよう、取り付けるときは、オス・メスの取り付け位置に気をつけましょう