嫌がらないシャンプー
~パピー時代のトレーニング~

お風呂嫌いなワンちゃんにしないために、
子犬の時期(パピー時代)の接し方は
とても大切です。

犬種・個体差はあるものの、
実は、元来水を苦手とするワンちゃんが多いんです。

無理をさせず、極度に嫌がる様子があるなら、
一度やめて、再度別の日に挑戦するなど、
お風呂嫌いにしないよう、慎重に取り組む必要があります。

絶対にNGなのは、
無理やりお湯につけようとすること。
一度「恐い!」と学習してしまうと、
大人になってから矯正するのは困難です。

※大人になってからのトレーニングは
こちらをご覧ください

子犬を恐がらせず、
お風呂場が、楽しい場所、と覚えさせることが一番の近道です。

★ポイント★

1 お湯の温度
 人間の気持ちいいと思う温度よりも、やや低めを用意します。
 39~40度くらいがいいでしょう。

2 ボールなどで、誘導
 「楽しい場所」と印象付けるために、お風呂場やシンクには、
 できるだけ自分から入るように、誘導しましょう。
 無理に押し込んじゃ、だめですよ。
 どうしても、自分から入ってくれないのであれば、
 優しく抱きあげて、入れてあげるようにしましょう。
 
3 シャワーをかける時は、手でゆっくりと。 
 突然、シャワーのノズルから直接かけるのではなく、
 始めは手ですくって、ゆっくりとぬらしていきます。
 ワンちゃんがシャワーの水圧や、音を恐がることがあるからです。

4 足元からスタート!
 ぬれること、お湯の温度がわかったら、今度はシャワーを使って
 ゆっくりと足元にお湯をかけます。
 
5 どの工程でも、おやつ&ほめながら
 新しい環境になれていないワンちゃんを安心させてあげるように、
 おやつをあげたり、
 「いい子だね~」「good!」と声をかけながら行いましょう。
 お風呂=ほめられて、おやつのもらえる楽しいことと
 覚えてくれたら、もう大丈夫です!