椎間板ヘルニアの原因
椎間板とは脊椎の間にある組織で、ゼリー状の中心部「髄核」とその周りを囲む「繊維輪」の二重構造になっています。
中心部の髄核には衝撃を吸収するクッションの役割がありますが、椎間板にかかる負担が増え損傷することで椎間板ヘルニアを発症します。
発症しやすい原因 ・肥満や老化・事故・犬種
- 肥満
体重の増加により椎間板へ負荷がかかることが発症の原因となります。
- 老化
椎間板に備わる髄核は本来水分量の多いゼリー状の成分ですが、加齢と共に保水力が低下し衝撃に弱くなってしまいます。
このことがきっかけで加齢により椎間板ヘルニアを発症するリスクも高まります。
- 事故
一度で大きな衝撃が加わったり、継続的に負荷をかけ続けることで発症します。
交通事故、高い所から落ちた、抱っこした時に上半身だけを持ち上げる、室内が滑りやすい環境など、日常の生活で腰に負荷をかけ続けることも発症の原因となります。
- 犬種
ミニチュアダックスフント、ペキニーズなど小型で短足の犬種は遺伝的にも発症しやすいといわれています。
また、体の作りからも椎間板ヘルニアを起こしやすい体系の為、日常生活で出来る予防は早期から取り入れることをお勧めします。
椎間板ヘルニアは発症後、治ったとしても再発する可能性が考えられます。
日頃から生活の中で出来る予防方法は、発症の予防・再発の防止にの為にも常に心掛けましょう!
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