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足回りのお手入れ

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犬の肉球は、地面を歩く際の衝撃を吸収し、足を保護しています。

感覚器官にもなりますので、様々なタイプの地面を区別することにも役立っています。

また、汗腺があり、汗をかくことで体温調節も行っています。

 

犬の足回りには、定期的にケアをする必要がある部位があります。

それは「爪」と「足裏の毛」です。

 

爪は、お散歩の際に地面にすれて削れますが、体重が軽い子や高齢やお散歩が少ないなどの理由からあまり外を歩かない子は、伸びる間隔も早い為、こまめに切ることが必要です。

長くなるとフローリングで滑りやすく、関節に負担をかけ、怪我の原因にもなりかねません。

また、爪が何かに引っかかると爪が折れてしまったり、抜けてしまう事もありますので注意が必要です。

 

足裏の毛は、バリカンなどを使用してカットしてあげましょう。

伸びたまま室内の床を走ることは、人が靴下で走り回るようなものです。

爪と同様滑りやすく、怪我や、関節を痛める原因にもなります。

また、ゴミを踏んでしまうと、毛に絡まるなど汚れの原因となり、不衛生でもあります。

 

足裏の毛をカットする際は、同時に足の甲の毛も、床に着かないように切ってあげます。

長毛種の子はもちろんの事、短毛種の子も定期的にチェックしてあげて、衛生的に保てるようにケアすることも大切です。

関節への負荷は、初めは症状として現れなくても、小さい頃からの負荷の積み重ねが年齢とともに見られやすくなります。

症状が出る前の対策として、定期的な足回りのケアを行いましょう。

 

また、幼い頃から足回りのケアに慣れさせておくことは、将来嫌がらずに足を触らせてくれる子になる為、人にとっても犬にとっても大きな負担になりません。

爪切りも足裏の毛のカットも、楽しいこと、嬉しいことと教えるように幼い頃から少しずつ慣れさせてあげましょう。

自宅でも簡単にケアができますが、万が一「痛い記憶」として残ってしまうとトラウマになってしまいますので、無理をせずトリミングサロンなどプロの方にお願いすることもお勧めです。

 

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