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関節リウマチ

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関節リウマチとは

大切な愛犬が突然立てなくなったり痛がる様子がみられたら、一刻でも早く原因を見つけてあげたいですよね
人だけでなく、犬にも様々な病気があり獣医療も日に日に進歩しています。
骨格の構造は違いますが、体を支える足にも負荷はかかっていますので、関節疾患を発症することも多くあります。

中でも予防が難しいとされている病気の1つが「関節リウマチ」です。
では、犬のリウマチとは一体どんな病気なのでしょうか?

関節リウマチは別名を「免疫介在性関節炎」と言います。

進行性の病気で、主な症状として、朝起きた時やお散歩時に突然関節が硬直し、放置すると関節が変形したり痛みが激しくなってきます。

主な原因は分かっていませんが、自己免疫が関与してると言われています。

免疫とは本来自分を守るためのものですが、この病気は免疫システムが自分の関節を異物と勘違いし、攻撃してしまうのです。

関節リウマチには2種類が存在します。

1つ目は「びらん性関節炎」です。
人で言う慢性関節リウマチのことで、発症年齢は仔犬からシニアまでと幅広く、遺伝が確認されている犬種もいます。
関節におけるびらんとは、関節軟骨や軟骨周辺の骨が虫食い状に破壊された状態を言います。
「びらん性」は重症ですが、犬における発症率は1%程度ですが、主な原因ははっきりされていません。

2つ目は「非びらん性関節炎」です。
びらん性同様、原因不明のものもありますが、他の基礎疾患が原因で二次的に発症することがあります。
基礎疾患とは多発性筋炎など分かっているものもあれば、診断がつかず特発性と呼ばれることも多いです。
関節リウマチは一度発症してしまうと継続的な治療が必要で、根本治療は難しいとされています。

しかし、早期発見・早期対策で進行を抑えることは可能ですので、愛犬の様子に少しでも違和感を感じたら早めに受診しましょう。

また、日頃から免疫力を落とさないよう、ストレスの少ない生活、栄養を考えた食生活を心がけることも大切です。

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