関節炎予防
関節炎は年齢や犬種問わず発症する可能性がありますので、日頃から予防することが
大切です。
関節とは
「関節」とは骨と骨の繋ぎ目部分の事。
軟骨というなめらかな層がこの関節部分の表面を覆っており、骨同士が摩擦を起こさない様、クッションのような役割をしています。
日頃から取り入れられる予防方法
関節炎はこの軟骨がすり減ることが原因で引き起こされるため、
予防の1つに「サプリメントを使用して軟骨の生成を高める方法」があります。
お薬は即効性もあり、一時的に症状を鎮めてくれますが
長期の継続には、副作用もある為あまりお勧め出来ません。
軟骨成分の元になる素材をサプリメントとして取り入れることで、毎日効率よく摂取できます。
この軟骨は、関節に異常が無い子でも、加齢により徐々にすり減ってしまいますので、
早いうちから予防として取り入れることはお勧めです。
その他の予防法として、「理想体重を維持すること」が挙げられます。
肥満は、体を支える四肢や腰にも負担をかけますので、関節炎の原因になります。
まずは、理想体重を把握し、適切なお食事を与え、新鮮なお水をいつでも飲める環境を心がけましょう。
そして体重のコントロールと同時に、適度な運動も大切なポイントです。
筋肉は、関節の安定性を向上させ、筋萎縮を防ぐことができますので、
関節炎の進行や発症を予防する上でもとても大切です。
体重が増え、疲れやすくなることで運動量も減ってしまう子、お散歩が少ない子は筋力も低下してしまいます。
また、小型犬だからと言って家の中で遊ばせるだけでは、お散歩と同程度の運動量は得られません。
外へ出て歩くことで一定の有酸素運動ができますので、より効果的に筋肉や関節を鍛えます。定期的に外へ出て、その子に合った量のお散歩を行いましょう。
しかし、足腰に痛みがあったり、安静にするよう獣医師から指示がある場合は、
無理なお散歩は控えるよう注意が必要です。
関節炎は、早期の予防がとても重要です。
健康な体作りを目指し、今から予防の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか★
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