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犬の病気の基礎知識

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犬のアイコン犬の感染症

●犬の狂犬病 きょうけんびょう

症状
狂犬病の潜伏期間は2~6週間で、すぐには症状があらわれません。
前駆期:2~10日間は発熱、食欲不振、暗い場所に隠れるなどの行動の変化をおこします。
急性期:2~7日間に入ると、よだれを垂らし目を血走らせ、動くものにとびかかって噛みつこうとします。狂暴な状態が2~3日続いた後、全身の筋肉が麻痺し、1~2日で死に至ります。
原因
狂犬病ウィルスの感染によって中枢神経が侵されるためにおこります。
ウィルスは発病している動物(人間も含んだ哺乳類)の唾液中に含まれ、かみ傷などから体内に侵入し感染します。
万が一の感染を防ぐために予防接種を毎年行い、感染した可能性がある場合、保健所などの関係機関に連絡しなければなりません。
昭和32年(1957年)以降、日本では確認されていませんが、世界では多くの犠牲者を出しています。

●犬のジステンパー じすてんぱー

症状
生後1歳未満の子犬に多い病気です。
初期は高熱、食欲不振、下痢、肺炎などの消化器と呼吸器の障害があらわれます。
後期は神経が侵され、けいれんなどの症状をあらわすこともあります。
免疫のない成犬や老犬も感染する場合があり、体力が衰えているとさまざまな細菌が二次的に感染してしまい、ハードパットと呼ばれる四肢の裏の肉球が石のように硬くなる症状もジステンパー特有のものです。
原因
くしゃみの飛沫、膿性の鼻汁、目やに、便、尿などから感染します。
ジステンパーウィルスはアルコールや石鹸での消毒法で死滅する弱いものですが、寒い環境下では動物の体外でも少しの間生存できるので、発症した犬との接触に限らず感染する危険があります。
感染後は全身に広がり、最終的には脳まで侵してしまいます。

●犬のパラインフルエンザウィルス感染症(ケンネルコフ) ぱらいんふるえんざうぃるすかんせん

症状
おもな症状はがんこな咳。
子犬の咳といえばこの病気の可能性が高いので病院へ行きましょう。
進行すると鼻汁が出て、咳のあとにたんがからんで吐いてしまうこともあります。
子犬の場合は食欲がなくなり衰弱して死に至ることもあります。
抵抗力の弱い老犬が感染すると肺炎を併発することもあるので、早めに対処してください。
原因
パラインフルエンザウィルスなどのウィルスや細菌の単独感染および混合感染によって発症します。感染経路は咳やくしゃみによる空気感染で、繁殖犬舎やペットショップなど、犬の集まる施設でよく発生します。
家庭でも1匹が発症すれば、多くの場合ほかの犬にも感染します。

●犬のパルボウィルス感染症 ぱるぼうぃるすかんせんしょう

症状
病院での血液検査や糞便の検査で、白血球の減少などからこの病気と診断されます。
腸の粘膜がひどくただれる消化器型と、急性心不全で突然死する心筋炎型がありますが、ほとんどは消化器型です。
消化器型は突然激しく嘔吐し、黄灰色の血のような悪臭のある下痢便をします。
嘔吐と下痢を繰り返し、脱水症状をおこし、子犬の場合は死亡率が高くなります。
心筋炎型は生後3~9週間の子犬がかかる病気で、その兄弟も次々に発症します。
原因
犬パルボウィルスは1978年に最初に発見され、強力な生命力のウィルスです。
ほとんどは子犬のかかる病気で、成犬はワクチンを行っていれば感染しても症状を示さないまま回復します。感染した犬の便や嘔吐物、汚染された食器、また感染した犬に触れた人の手や衣類などから感染します。
衛生状態の悪い集団飼育施設などでは、成犬の集団感染がみられることもあります。

●犬の伝染性肝炎 でんせんせいかんえん

症状
重いものから軽いものまで症状はさまざまです。一般的には、約一週間の潜伏期間後、数日にわたって40度前後の高熱と食欲不振があり、鼻汁、結膜の充血が見られます。
重症の場合には嘔吐や下痢、口腔内の充血と点上出血などを伴います。
なお、まったく症状をあらわさない場合や軽い症状しか見られない場合もあります。
原因
病原体は犬アデノウィルス?型で、病犬の便や尿、唾液、汚染された食器などから感染します。
体内に侵入したウィルスは肝臓の細胞に大きな影響を及ぼします。

●犬のコロナウィルス性腸炎 ころなうぃるすせいちょうえん

症状
激しい下痢と嘔吐を伴う胃腸炎が見られ、幼犬の場合は脱水をおこして急死してしまうこともあります。
なお、この病気はパルボウィルス感染症との混合感染の場合、症状も重く非常に危険です。
原因
病犬の便や嘔吐物、あるいは汚染された食器などから感染します。
犬の体内に入ったウィルスはおもに小腸の細胞で増殖します。

●犬の破傷風 はしょうふう

症状
感染後5~8日以内に特徴的な直強性のけいれんの症状が見られます。
この間は口が開けられず食べたり飲んだりできなくなります。
さらに知覚過敏の症状をあらわし、最終的に呼吸困難に陥って、多くの場合、発症後5日以内に死んでしまいます。
回復する場合でも2週間は同じ症状が続きます。
原因
土の中に存在する破傷風菌が体内に侵入し増殖して産生されるテタノトキシンと呼ばれる毒素が原因です。
この毒素が中枢神経や運動神経を侵してしまうために先のような症状があらわれます。
破傷風菌はケガまたは手術、断尾、去勢の際などにできた傷口から感染します。

●犬の細菌性腸炎 さいきんせいちょうえん

症状
原因菌の種類や炎症部分などによって症状が異なりますが、共通しているのは下痢です。
激しい下痢をおこすと短時間のうちに脱水状態に陥ります。
また、腸の動きが活発なので、お腹が鳴ったり腹痛をおこしたりします。
原因
おもな病原菌はサルモネラ菌とカンピロバクター菌ですが、外界に常に存在する大腸菌、緑膿菌なども原因になります。
病原菌に汚染された食べ物や水、食器などから感染します。
健康な犬でも、その約10%はサルモネラ菌などの保菌者であり、普段は異常ないのですが、犬の体力が低下したときやストレスがたまっているときなどに発病しやすくなります。

●犬のレプトスピラ症 れすとすぴらしょう

症状
カニコーラ型とワイル氏型(ワイル氏病を引きおこす)があります。
カニコーラ型は、腎炎がおこり尿毒症が進むと嘔吐、下痢、血便、さらに脱水状態に陥ることもあります。ワイル氏型は、症状がさらに激しく、先の症状に加えて70%に黄疸(おうだん)が見られます。
原因
病原体はレプトスピラ菌。保菌動物(おもにネズミ、犬など)の尿によって汚染された土や水、食べ物から感染したり傷口から感染します。

●犬のブルセラ症 ぶるせらしょう

症状
オスの場合はおもに睾丸(こうがん)の腫れ、陰嚢(いんのう)の皮膚炎が見られ、前立腺肥大や交配欲の減退と不妊が伴うこともあります。
メスの場合は妊娠後期の流産または死産の後、膣から緑褐色ないし灰緑色のオリモノを数週間にわたって排出し、その後も流産を繰り返したり不妊に終わることが多くなります。
オス、メスの共通の症状としては、体の表面のリンパ節が腫れることがあげられます。
原因
おもな病原菌はブルセラ・カニスで、交配や犬同士の接触により犬の呼吸器、消化器および生殖器などの粘膜から感染します。
体内に入った病原菌はリンパ節や生殖器で増殖するため、オスは前立腺や睾丸が、妊娠中のメスは胎盤がおかされます。
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