「原因のほとんどが不慮の事故や怪我」
その病気とは・・・

骨折。

とくに骨折を起こしやすのは足が細い小型犬、
骨と関節が未成長の仔犬、加齢による骨組織の老化がみられる老犬です。

ではここで問題。
犬は段差から飛び降りた際、着地をするときに
ある特徴あります。
では、体のどこを使って着地をするでしょうか??

①からだ全体を使ってバランスよく着地
②後ろ足に重心をかけてお尻から着地
③前足に重心をかけて前足から着地

正解は
↓ ↓

③前足に重心をかけて前足から着地
でした!
猫は体全体を使ってバランスよく着地出来るため、
高いところから降りても何事もなかったかのように去っていきます。

しかし、犬は前足から飛び降りるため、
負荷がかかり、積み重なると疲労骨折に繋がることや、
加齢にともない関節炎の原因にもなりかねません。

実際に、犬の骨折で一番多い症例は「前肢の橈尺骨の骨折」です。
橈骨と尺骨は手首から肘の間を構成している骨の一部で、
この骨は小型犬は厚さ数ミリしかない犬種もいます。

特に小さなお子さんのいるご家庭や、
やんちゃな性格の子は、
日頃から気を付けて接してあげましょう★☆