12月11日は「イニ イイ」の語呂から「胃腸の日」でもあるそうです!

実は、人だけでなく犬も胃腸炎を発症することが多くあります。

 

症状として

・激しい下痢や嘔吐

・元気消失やよだれを垂らす

 

など、目に見える症状が現れるため飼い主も気が付きやすい病気です。

 

胃や腸の粘膜が荒れている為、その間に食事や水を体内に取り入れると更に悪化させてしまう可能性もあります。

また、下痢や嘔吐が続くと脱水などの心配もありますので、早めに動物病院で治療を行うことをお勧めします。

 

原因は感染性の場合やストレス、誤飲、他の病気の症状である場合などが考えられます。

 

ストレス性の胃腸炎

環境の変化など、ストレスが原因で胃腸炎を引き起こすこともあります。

多い要因として

・引っ越し

・自宅にお客さんが来た

・ペットショップなどお預かりしていた

・トリミングを行った

などが挙げられます。

 

感染症の胃腸炎

感染性の胃腸炎や仔犬など免疫力の低下している子が発症した場合は特に注意が必要です。

 

感染性の胃腸炎で有名なものに「ノロウィルス」がありますが、人から犬に移るのかという質問をよく耳にしますが実際はどうでしょうか?

 

答えは、今現在、人から犬に移るといった報告はありません。

ノロウィルスにも種類があり、現在までに感染が分かっている動物は人、豚、牛。

これらのウィルスは種類が異なるため、犬の体内にウィルスが侵入しても、発症はしません。

感染症の胃腸炎の原因はノロウィルスに限らず数多く存在します。

 

毎年のワクチン接種で予防できるウィルス性の病気もありますので、免疫力強化、ワクチン接種で出来る予防から対策をとることを心がけていきましょう!