実は認知症は人だけでなく、動物にも見られるということを知っていますか?

今やペットも高齢化と言われ、平均寿命が以前に比べ伸びていると同時に、ペットの介護に対する不安や問題も増えています。

 

では一体どのような症状が現れるのか。

様々ありますが、主な症状として

・夜鳴き

・トイレの位置が分からなくなる

・クルクル同じ方向に回り続ける

・狭い所に入り、出られなくなる

・異常な食欲の増進

などが挙げられます。

1つでも当てはまる様子があれば認知症の可能性が考えられます。

 

中でも「夜鳴き」に対する飼い主からのお悩みは多くあります。

時には近所の方とのトラブルにも繋がることがあるようです。

 

認知症は高齢になると発症のリスクは高まりますが、ただ見守るだけでなく事前に予防や症状を緩和させることが可能です。

いくつか例を挙げてみたいと思います。

 

  • DHA/EPAを摂取する。

人間も有効だと言われている方法です。

青魚にも多く含まれ、オメガ3系の必須脂肪酸がドッグフードにも配合されているものもあります。

同様の効果の期待できる食材として、亜麻仁油など新鮮なオイルをドッグフードに少量かけてあげることも簡単で毎日できる方法です。

  • 脳トレーニング

高齢になってきたら、遊びながら頭を使う運動をさせてあげることもお勧めです。

例えば、紙コップを3個逆さに置き、その中の1個におやつを仕込む。

ペットにどれに入ってるのかを見つけさせる遊びです。

一生懸命匂いを嗅ぎ、どれに入っているかな?と考えさせる遊びです。

また、何かを覚えさせることもお勧めです。

高齢だから・・と諦めず、声を掛けながら1日数分のトレーニングで構いません。

 

 

  • 抗酸化作用

痴呆症の原因の1つは「活性酸素」です。

 

「酸化」とはいわゆるサビのようなもので体内にとって内臓に負担を掛けたり、老化や生活習慣病の原因にもなりますが、この酸化を生み出してしまう物質が「活性酸素」です。

活性酸素とは普段は体の免疫機能として働いている重要な物質ですが、酸化ストレスにより活性酸素が過剰に増えてしまった時に体内に悪影響が及ぼされます。

 

この余分な量の活性酸素を除去するために効果的と言われる方法が「抗酸化物質」を取り入れる方法です。

 

食材からも接種することは可能ですが、より効果的に摂取できる方法が「サプリメント」です。

食事に混ぜたり、おやつとして毎日与えることを習慣づけることも痴呆症だけでなくシニア期の健康維持にはお勧めです。

 

認知症になる前の対策としてできる事からまず始めることから始めてみませんか??