「うちの子白内障になってきたみたい(>_<)」

目が白くなってきたことで、白内障かもしれないと不安になってしまう飼い主さんは多くいらっしゃると思います。

実は、「目が白い=白内障」という訳ではありません。

見た目がとてもよく似ている「核硬化症」という可能性もあるのです。

 

核硬化症とは、加齢に伴い水晶体の中心部にある「核」の部分に老廃物が溜まり生理的に固くなり、白濁することです。

一見「白内障かな?」と疑うほど見た目は似ているのですが、白内障では視力が徐々に低下していくのに比べ

核硬化症では視力が低下することはありません。

核硬化症は、7歳以上の高齢犬に多く見られる症状です。

治療の必要はほとんどありませんが、白内障の初期である可能性も考えられるので定期的に検診を受けて

経過観察をしていきましょう。