ドッグフードの現状 その1

みなさんはワンちゃんに市販のペットフードを与えていますか?

宣伝広告や獣医さんのススメで
高価なフードを与えている方も多いと思います。

ペット業界では、自社のペットフードがペットにとって
「完全でバランスのとれた食餌」と自信を持って謳っています。

でも、ペットフードをずっと与えているワンちゃんが
急に病気になった経験はありませんか?

この便利な時代にペットフードを全て否定してしまっては
飼い主さんの手間も多くとられてしまいます。

しかし、人間用の食品がそうであるように
食べ物の安全性はなかなか全部保障することができません。

最近の事件では
2007年に米国で「メラミン」という毒物が混入したペットフードを食べた
ワンちゃんやネコちゃん数百匹が死亡した事件がありました。

日本ではほとんど報道されていない
ペットフードのリコール事件ですが

実はサイエンスダイエットやアイムス、ロイヤルカナン
ニュートロ、ナチュラルバランスなどのペットフードも
メラミン事件などを受けて、リコールの対象になったことがあるのです。

このような事件をきっかけにペットフードの
安全性がますます要求されるようになりました。

しかし、一般の消費者ではなかなかわからない業界のしくみがあります。

例えば

○どのような組織がペットフード業界を規制しているのだろう?
○ペットフードに使用されている成分とは何か?
○ペットフードが完全なバランス栄養食であるというのは
 どのようなテストによって得られた結果だろう?
○ペットフードがコンパオンアニマル(可愛いワンちゃん)の
 健康を損ねることがあるのだろうか?
○ペットは人間用の食材では育てることができないのだろうか?

などなどです。

ほとんど自主規制しかない業界で
一体どのようにペットフードが作られているのか
さまざまな角度から調査してみると色々とわかってくることがあります。

※本文は「すぐにペットフードをやめるように」施すものではなく
愛するワンちゃんに安心して与えることのできるフードについての
知識を共有するためのものであることをご理解下さい。

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オーシャン動物病院・平先生インタビュー(1)

int001.jpgQ;昨日の新聞発表(H.17.1.12読売新聞)にもありましたように、動物(イヌ、ネコ)長寿になり、その分どのような病気が増えているのですか?
A;不定愁訴系の疾患が増えているように感じます。
特にアレルギー性疾患、アトピーですね。長生きになり、ヒト同様、生活習慣病による「がん」、「心不全」が死因の大部分を占めるようになりました。平均寿命を押し上げているのは、ワクチン接種の普及でしょう。

int002.jpgQ;その病気を気付いてあげる最初の方法、見分け方はあるのでしょうか?
A;まず、掛かりつけの動物病院をつくることが大切です。それと、飼い主さんが簡単にできることのひとつは、月に1回は体重を測ることです。食べているのに、体重が減っていることは病気を先に発見するコツです。もうひとつは、水を飲み過ぎないか。ある時急にガブガブ飲み出すことも病気の徴候と考えてください。

※ チェックリスト表をご参考まで
こんな時は病気の徴候ですから、早めに病院に連れて行きましょう。
○ 水を飲んだり、食事をしたりはできるが、息をするのが苦しそう
○ 急におかしな歩き方をするようになった
○ かく、噛む、なめる、こするなどのかゆみがある
○ かゆみはあるが、症状が軽く続かない
○ かゆみはあるが傷や出血、あるいは虫などは見られない。
○ 嘔吐や下痢をし、ごく少量の血液が混じっている
○ 嘔吐や下痢が1日1〜3回程で継続しないが、血液、異物、痛みは伴わない。
○ 何かを飲み込んだかどうかはわからないが、疑わしい。
○ いつもとは違う臭いがする
○ 発生場所は、不明だが変な臭いがする
○ やけど、凍傷はあるがそれほど広範囲ではない。
○ 耳が切れている。爪が折れている。出血を伴わない裂傷がある。原因不明の腫れがある。
○ 尿に血液が混じり、排便のときに痛がる。尿の色がいつもと違う
○ 尿の量がふだんよりも多い。
○ 元気はあるが1回食事を食べなかった。
オーシャン動物病院・平先生インタビュー(2)へ続く
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