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今回はアレルギーの体質についてお話しましょう。

花粉症や喘息、アトピーなどアレルギーは現代病で、
日本人ではなんと2千万人にも上ると言われています。
この多くは、異物排除のためにIgE抗体が作られすぎてしまうことはご存知でしょうか。
抗体は液性免疫と呼ばれていますが、もう一つの細胞性免疫
(ナチュラルキラー細胞やマクロファージ)とは天秤のような関係になっています。
さて、アレルギーの人は都市部に多く田舎には少ないです。
どうして、アレルギーになる人が都市部に多いのかは、
『衛生仮説』で説明が試みられています。
簡単に言うと、人類はこれまで何万年も細菌と共存した生活をしていたが、
20世紀後半から衛生状態が格段とよくなったことで、細菌に接する機会が減ったのです。
細菌のもっている自然免疫活性化作用は抗体を作る液性免疫よりも、
細胞性免疫を活性化するので、衛生状態がよいと、上で「天秤」と表現したバランスが
アレルギーの方に傾いてしまうのです。
まさに、近代化が生んだ悲劇。
天秤に自然免疫活性化物質をのせると…バランスがとれます。
自然免疫活性化物質をうまくとれば、
アレルギー体質を回避できる可能性があるのです!