カテゴリー「 免疫について 」の記事

23件の投稿

●風邪のウイルスが訪れた日 「私の体」の中の細胞は、みんな「私」の目印を 持った細胞達なのでした。 しかし、風邪のウイルスなどの外敵(非自己抗原)が 感染してしまうと、その細胞はもはや「私の細胞」 では無くなってしまいま …
●私の体とは! 「1から60兆個への変化過程」 人の体はおよそ、60兆個の細胞から出来ています。 無数ともいえる細胞も、最初は1個の受精卵から 生まれ、それから分裂を繰り返し2倍2倍と増殖してきました。 それぞれの細胞は …
●「自分の細胞」が「自分のもの」でなくなる時 私たちの体はおよそ60兆個の細胞からできています。 皮膚の細胞や筋肉の細胞や脳の細胞など、形も働きも異なる 様々な細胞があります。 そしてこれらの細胞はお互いに協力したり、上 …
●幾つもの細胞達が演じる犬の体内のドラマ 私たちは、空気中に飛び交う様々な微生物に、 毎日さらされています。しかし、これらの微生物 によって病気にかかるのは稀な事です。 それは、様々な微生物が体内に入り込んでも、数時間  …
●「免疫」とは? 免疫は「自分」を攻撃せず「自分でないもの」だけを 攻撃する仕組みだと思われがちだが、免疫は「自分」 を攻撃する事もあれば「自分でないもの」を許す事も ある。 だとすれば「自分」(免疫)とはなんなんでしょ …
●免疫のフェイント 免疫という仕組みは、「自分を攻撃せず、自分でない ものだけを攻撃する」という単純な仕組みでない事が 解りまた。 免疫を担当する細胞たちは、「自分」を攻撃する事も あれば(自己免疫)、「自分でないものを …
●21世紀のペストとは? 20世紀末にはエイズという新たなるペストが登場しました。 いまだにエイズの病原微生物に対するワクチンを作る事に 成功していません。 その理由は表面の分子を変えていくので免疫担当細胞の 攻撃が追い …
●始めに概念があった 17世紀にはいり「疫病は見えない生き物が原因で 起こるのではないか」という概念が生まれ19世紀末に 病原微生物という実体が明らかになったという話を 前回までの中でお伝えしました。 18世紀末になると …
●「ワクチン」の誕生秘話 14世紀の西欧を襲ったペストの様に 17世紀から18世紀にかけて「新種のペスト」が 西欧で猛威ふるいました。 ペストは1348年にヨーロッパの人口3分の1にも及ぶ 人々の生命を奪った伝染病です。 …
■「二度なし現象」  コッホをトップバッターとして、多くの研究者たちによって  次から次へと病原微生物が明らかにされていった19世紀末  フランスにルイ・パスツール(1822~1895)が登場します。  伝染病から回復し …
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