ペットフードの原材料表示を良く見ると改めて
ちょっと?な感じの成分が書かれていることがあります。
例えば、
「コーングリッツ、コーンミール、とうもろこし粉」などです。
どこがおかしいかと言いますと。
「これって、結局は全部とうもろこしでは?」と疑問に思うのです。
グリッツもミールもとうもろこしを粉砕したもので
その粒の大きさによって呼び方が違います。
となると、「結局同じもの?」となる訳ですが
通常、成分表示は成分をそれぞれ重量の重い順に
上位80%までのものを書かなければなりません。
※また日本では、ペットフードに入っている添加物(化学物質)の
表記の義務もないそうです。
よって、「コーングリッツ、コーンミール、とうもろこし粉=とうもろこし」
としてしまうと、このペットフードの「主成分がとうもろこし」になってしまい
イメージダウンを避けるためにあえてこのような表示をする場合があります。
いずれにしても口に入るものですから
極端に聞き慣れない成分が多いフードというのは少し考えものですね。
以下は気をつけたい成分表記の例です。
あいまいな表記
ミートミール、副産物ミール、動物性脂肪、ナチュラルフレーバーなど
粗悪な穀物と増量剤
グルテンミール、大豆、コーングルテン、ライスグルテンミール、とうもろこしなど
甘味料
砂糖、ショ糖、ビートパルプ、グルテンミール
繊維質
ピーナッツの殻、セルロース、植物繊維
化学保存料
エトキシキン、BHT、BHA、プロピレングリコールなど
参考)「そのペットフードが病気の原因かも知れない」メタモル出版
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