抗がん剤治療中の注意点

抗がん剤の治療中は、注意すべきポイントが
いくつかあります。

① 食事、栄養

抗がん剤治療中は、副作用で食欲が低下します。

飼い主はなるべく、犬が自分の口から栄養を摂取
できるように工夫をしてあげましょう。

例えば、好きな食べものから与えたり、食べやすい大きさ
にカットしてみたり、食欲のそそるような香料(チキンスープの素)
などを混ぜてみてもいいでしょう。

② 運動

治療中は、強制的に運動をさせるようなことは避けましょう。
ただし、犬が調子が良ければ、自ら散歩に行きたがるので、
そのようなときは無理のない範囲で連れていってあげましょう。

調子が良いときに、家に閉じ込めておくとかえって
ストレスをためてしまいます。

③ 排泄

抗がん剤の薬剤は、がんを退治するには薬ですが、
健康な体には毒となってしまいます。

抗がん剤の投与を受けた2~3日は、尿や便の処理をする場合
ビニール袋をして直接触れないように細心の注意を払いましょう。