2008年1月28日付けの某地方新聞に
興味深い記事がありましたので少し紹介いたします。

「犬も猫も深刻-高齢半数、3割肥満」
ペット社会も高齢化、肥満が問題に-。

メーカーなどでつくるペットフード工業会(東京)
が飼い主を対象に行ったアンケート調査で、
愛犬や愛猫の約半数が高齢期にあり、
およそ3割は太りぎみという結果が出た。

同工業会は「食品や医療の進化などで寿命が
延びている一方、室内飼いが主流となって
運動不足のペットが多いのでは」と分析している。

とありました。

ワンちゃんの生活環境が良くなるほど
どうしても「高齢化」は免れません。

まるで人間と同じようですね。

私たち日本人も、もともとは結核や脳卒中が死亡原因のトップでした
しかし、現在では圧倒的に「がん」が上位に来ています。

これは、「長寿」に関係していると言われています。

どのような生き物でも「寿命」があります。
また高齢になればなるほど病気のリスクが高まります。

糖尿、高血圧、高脂血症など生活習慣に起因した
病気が増えてきました。

そして、もちろん「がん」という恐ろしい病気も
もはや高齢のワンちゃんに忍び寄ってきているのです。

しかし、いくら恐ろしい病気であっても
その発症や進行を食い止めたり
治療をする手段も同時に進歩してきているのも事実です。

これらの病気の予防方法は決して難しいものではありません。

まずは、普段の生活-食事、運動、睡眠など
きちんと規則正しくできているか見直すだけでだいぶ変わってきます。

特に、ワンちゃんはこれらのことについて自分で選択することはできません。
(自分で料理やフィットネスクラブに行くことはできませんよね)

ですから、飼い主の方々の気配りがとても重要になってきます。