今回は、ワンちゃんを上手にシャンプーする
コツについてご紹介します。

①ブラッシング
 シャンプーをする前に、まず全身をブラッシング
 しましょう。
 濡らす前に毛のもつれをほぐすことで、
 ワンちゃんに痛い思いをさせずにすみます。

②お湯をかける
 濡らす順番は、
 後ろ足→尻尾→背中→肩→顔
 と、ワンちゃんの顔から遠い部分からかけていきます。
 
 顔は、耳・鼻・目など敏感な部分が集まっているので、
 特に注意してあげましょう。

 ★ポイント★
 お湯はぬるめ、シャワーなら水圧は低めに。
 シャワーを使う場合は、ノズルを皮膚につけた状態で
 音・シブキを防ぎましょう。

③シャンプーをかける~ボディを洗う
 ぬるま湯で適宜薄めたシャンプーを、胴体からかけていきます。
 前もって薄めたシャンプー剤を用意すると便利です。

 よく泡立てながら、指の腹を使って
 マッサージするように洗います。
 毛先だけではなく、地肌もきれいにあらいましょう。

⑤おしり・内股を洗う
 しっぽをもちあげて、お知りの穴の回りも軽く泡立てながら洗います。
 内股もおしっこ時に汚れやすいところなので忘れずに。

④足を洗う
 足の付け根から、汚れやすい足先まで、
 一本ずつ握って揉みこむように丁寧に洗います。
 
 ★ポイント★
 足先・肉球は汚れがたまりやすいので、指の間まで
 きれいに洗いましょう。
 触られるのを嫌がるワンちゃんもいますから、
 日頃から触れて、なれさせると良いでしょう。

⑤すすぎ
 おゆでシャンプーを洗い流します。
 シャワーノズルは体につけるように、使います。
 頭→耳→顔→背中→胸→前足→おなか→おしり→後足
 の順番で、体の高いところから泡を下へ落としていく
 感じで洗い流します。
 シャンプー剤が残らないように、抜け毛を取りながらしっかりと
 洗い流しましょう

 ★ポイント★
 顔を洗うのを嫌がる場合は、スポンジなどでふきとりましょう。
 おなかを流すときは、前足をもって後足だけでたたせると、
 洗い流しやすくて◎です。

⑥リンス
 シャンプーで失った気の油分を補充することができます。
 利用する場合は、洗面器などにお湯で薄めておき、
 シャンプーすすぎ後に静かに全身にかけ、
 お湯でもう一度すすぎます。
 
 ※ドライ~ブローは次回に続きます※

【参考】
お手入れが好きな犬にするために~嫌がらないシャンプー:成犬編~

お手入れが好きな犬にするために~嫌がらないシャンプー:子犬編~

お手入れが好きな犬にするために~スキンシップ~