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レッグペルテス(大腿骨頭壊死症)

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レッグペルテスとは

股関節は大レッグペルテス腿骨という太ももの骨の上の端にある太くて長い骨で先端部分の骨頭と呼ばれる球状の部分が骨盤の寛骨臼と呼ばれるお椀のようなくぼみにはまり込むような構造になっていることで全身を支えると共に足を前後左右の方向に動かすことができます。

 

成長期の子犬が痛がる様子をあまり見せずに足を浮かせている場合は大腿骨頭壊死症を疑う必要があります。

大腿骨頭壊死症は大腿骨の先端である大腿骨頭への血液供給が障害される結果、大腿骨頭の成長障害が生じて骨の変形、骨頭が壊死する事によって起こります。

関節に血行障害が起こると部分的に血液が通わなくなって骨が壊死してしまします。

骨が壊死してしまうと骨盤にはまっていた大腿骨頭は溶ける様に変形してしまい骨同士がこすれあって関節に炎症を起こしたり、骨のはまりが浅くなる事で脱臼を起こしてしまう事もあります。

この病気が起こる原因は不明で幼齢期に多いと言われています。

子犬の時期は走り回ったりとにかく運動量が多い時期です。

成長期の子犬が痛がる様子をあまり見せずに足を浮かせている場合は捻挫や関節炎だろうと様子を見るのではなく大腿骨頭壊死症疑う必要があります。

そのままにしていると一生痛みを感じて足を引きずって歩くようになってしまいます。

早期治療が今後の成長のカギになります。

子犬の時期は走り回ったりとにかく運動量が多い時期ですので歩く時に足を上げてビッコを引いていないか、痛がる様子がないかチェックしましょう。

 

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