前十字靭帯断裂の原因
前十字靭帯とは
前十字靭帯は膝関節の内部の組織で、前十字靭帯と後十字靭帯がクロスした状態で備わっています。
膝は大腿骨(太もも)とその下の脛骨(スネ)、そして膝蓋骨(膝のお皿)を筋肉や靭帯によって繋がれていることで曲げ伸ばしが出来る構造となっています。
この膝の部分に何らかの衝撃が加わることで「前十字靭帯断裂」を発症してしまいます。
後十字靭帯よりも前十字靭帯の方が細いため、比較的前十字靭帯が断裂してしまう事が多いようです。
主な原因
過度な負担がかかる原因として肥満や激しい運動が挙げられます。
膝は体の重さを支えているため、肥満による体重の増加は発症の原因になりやすく、万が一片足だけ発症したとしても、反対側の膝も同様の症状が起こる可能性も十分考えられます。
また、激しい運動により激しく膝をねじったり、負荷がかかり続けることで急に発症することも少なくありません。
日頃から体重の管理だけでなく、膝を守る為に適度な運動を行うことで筋肉や靭帯を強化することも大切です。
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