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椎間板ヘルニアの治療方法

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椎間板ヘルニアの治療方法は大きく分けて内科療法と外科療法に分けられます。

内科療法

内科療法は脊椎の圧迫の軽度な子や症状の軽い子に対して行われます。

内科療法の基本はとにかく安静です。

安静というのは散歩など行かないという程度のものではなく、ケージレストと言って

トイレの時以外は狭いケージの中でじっとさせて極力体を動かせない様に運動制限をする事がとても重要になります。

お薬が効いてくると動きまわってしまって症状を悪化させてしまう危険性がある為注意が必要です。

調子が良くなってきたからと言って安静にさせていないと症状を悪化させてしまう原因にもなります。

 

外科療法

外科療法はいわゆる手術の事です。

外科療法で最も大切な事は原因となっている椎間板の場所を特定して処置を行う事です。

手術を行う前に患部を断定する為にCTやMRIなどの高度の検査が必要になります。

手術後は早めにリハビリを行う必要があります。

リハビリには筋肉の硬直を防いで運動感覚を司る脊髄神経を回復させる目的があります。

しっかりと行う事で回復に大きく差が出ます。

また内科療法や外科療法の他に針灸、レーザーなどの温熱療法も治療法の一つです。

温熱療法には腰のツボを刺激することで痛みを和らげたり、免疫力を上げる作用が期待できます。

症状が酷くなると脊髄神経の麻痺が起ってしまい自力での排尿が出来なくなる為ご自宅で排泄の補助が必要となるケースもあります。

獣医師の先生に指導をして頂いてから排泄補助をしてあげましょう。

 

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