股関節の構造
股関節とは左右の後足、付け根の関節の事で、骨盤と大腿骨をつないでいます。
股関節は骨盤の臼状のくぼみに、大腿骨の丸い部分がうまくはまりこんだ構造をしており、
それによって足を自由に動かすことができます。
万が一股関節に何らかの異常がある場合は、体をしっかりと支えることが出来ず「腰が左右に揺れる」
「うさぎ跳びのような様子が見られる」「散歩を嫌がる」「横座りする」など下半身に異常がみられやすくなります。気になる様子が見られたら、早めに動物病院で診察をして頂くことがお勧めです。
股関節の病気の中で特に大型犬では股関節形成不全が多くみられ、この場合原因の大部分は遺伝だと言われています。
生まれつき股関節の収まりが浅い場合に、成長に伴い骨の成長に筋肉がついて行かず関節に大きな負担がかかり発症につながります。
運動量や食事など普段の環境も関わってきますので、負担をかけないためにも肥満や栄養不足に注意した生活環境を心がけましょう。
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