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膝の構造

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体を支える重要な「膝」

犬の膝は大腿骨と呼ばれる太ももの骨と、その下の脛骨と呼ばれるスネの骨、そして膝蓋骨と呼ばれる膝のお皿が筋肉や靭帯によって繋がれていることで曲げ伸ばしが出来る仕組みとなっています。

 

大腿骨と脛骨は5つの靭帯でつながっており、最も太いのは膝のお皿(膝蓋骨)を介して前方にある膝蓋靭帯で、膝の内外側に一つずつ安定させるために内側側副靭帯と外側側副靭帯があります。
さらに膝の中には前後の安定のために交差するように2つの靭帯があり、大腿骨の前方から脛骨の後方についている靭帯を後十字靭帯、大腿骨の後方から脛骨の前方についている靭帯を前十字靭帯といいます。

 

膝に関わる病気

膝に負荷がかかることで起こりやすい病気は「膝蓋骨脱臼」や「前十字靭帯断裂」です。

十字靭帯は前十字靭帯と後十字靭帯がありますが、前十字靭帯の方が細いため、発症のリスクが高まってしまいます。

 

また、骨と骨を繋ぐ関節部分には軟骨と呼ばれる軟らかい組織が備わっています。

膝関節を動かす際にこの軟骨によって滑らかに関節を動かすことができ、そして痛みを引き起こす衝撃を吸収し、痛みを緩和させてくれています。

 

膝は日頃から負担のかかりやすい部位の為、適度な運動による筋肉や靭帯の強化、関節の軟骨が擦り減らないよう、守る為にサプリメントを与えたり体重や食事の管理を若いうちから習慣付けましょう。

 

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