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足・腰がふらつく

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足・腰がふらつく原因は年齢の衰えだけではありません。体を支える大切な箇所がふらつくと生活への支障が大きく、立つ、歩く事でさえ困難になってしまいます。

 

ソファーやベットに飛び乗ったり、おもちゃで元気に遊ぶ姿は見ていても微笑ましい光景ですね。いつもと同じことが出来なくなった、元気が無くうずくまっているなどの様子がみられたら、歩き方や排便・排尿の姿勢に変化がないかを合わせてみてあげましょう。

ふらついて尻餅をついてしまう、フラフラ歩くようになった、頭や体が傾いてバランスが取れないなどの行動があれば骨や関節、神経の不調が考えられます。

 

まずは関節の異常を考えてみましょう。

歩き方がおかしいという違和感に続いて、ふらつきに気付くことが多くあります。

関節は体を曲げる、ひねる、回す場所で股関節や膝、腰など体のいたる所に存在します。骨同士の衝撃や摩擦を防ぐクッションのはたらきをしている軟骨がすり減ると、骨がぶつかり合って関節が変形し炎症を起こします。関節炎になると痛みとともに足・腰にふらつきがみられるようになります。股関節形成不全や肘関節形成不全は進行性の関節炎で大型犬に多くみられます。

その他、椎間板が損傷して起こる椎間板ヘルニアは腰がふらつくだけでなく、神経麻痺をおこして立てなくなってしまうこともあります。手術後はリハビリが長く続きます。

 

内耳炎や脳に原因がある場合にも神経症状の一つとしてふらつきがみられることがあります。平衡感覚や体のバランスが保てずにフラフラよろめく、体が斜めを向いて真っすぐに歩けない、眼振や吐き気などの症状があらわれます。

寝ている時間が長くなった、元気・食欲の低下など生活の変化があるときは内臓の異常が考えられます。

ふらつき以外にも、普段と比べて体の不調がないか生活の中で確認することが大切です。

 

足・腰がふらつくという行為にも様々な意味があります。いつもと違った行動が飼い主と犬のどちらに原因があるのかを考えてみてください。

小さなサインが病気のSOSにつながる事もあります。

 

 

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