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骨折

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骨折の原因

骨折の原因はほとんどが不慮の事故や怪我によるものです。高い所からの落下や交通事故、ドッグランなどでの衝突事故があげられますが、栄養障害による骨密度の低下、骨腫瘍などの病気によって起こることもあります。

 

 

とくに骨折を起こしやすのは足が細い小型犬、骨と関節が未成長の仔犬、加齢による骨組織の老化がみられる老犬です。

1歳未満の仔犬は精神的にも行動的にも落ち着きがない子が多く、はしゃいでジャンプしたり高いところから飛び降りてしまうことは日常茶飯事。遊んでいるうちに物が落ちてきた、家族が知らないで踏んでしまったなどの例も少なくありません。

室内、屋外にかかわらず目を離した隙に起こる突発性の事故が多いので注意しましょう。

骨腫瘍やクル病、栄養障害、骨感染症などの病気によって骨がもろくなり、ちょっとした衝撃でひびが入ったり折れてしまうこともあります。

 骨折の種類

骨折は同一部分に繰り返し弱い力が加わることで生じる疲労骨折、ひびが入った状態の亀裂骨折、骨周囲の筋肉や腱・靭帯が引っ張られると同時に骨が裂かれて起きる剥離骨折、椎骨が弱まり外傷などの衝撃や圧迫で崩壊する圧迫骨折の5種類に分けられます。

 

症状

骨折をすると人と同じように患部に痛みが発症し、周囲に熱感や腫れがみられます。

四肢を骨折すると足を床に着けない子がほとんどで、歩行に異常があらわれ、患部に触られることを嫌がって突然攻撃性を見せることもあります。

興奮しているときはすぐに抱えようとせず、やさしく声を掛けながらバスタオルや毛布で体を包んで抱えるなどして飼い主も怪我をしないよう注意してください。

 

予防のポイント

普段の生活の中でできる予防として体重のコントロールはもちろん、散歩時は必ずリードを着け、家から急に飛び出さないようなしつけも重要です。バランスの良い食生活は骨を丈夫にし、適度な運動は骨・関節周りの筋肉の発達に役立ちます。

 

生活の質を落とさないようにしっかりと愛犬と向き合いサポートしてあげる事が大切です。

いつでも様子をチェックし、変化に気がついたら早めに原因を見つけてあげましょう。

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