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関節炎の原因

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こんな様子は見られませんか?

「ケガをした様子はないのに、歩き方がおかしい」

「ふらついたり、足が震えている」

このように、左右のバランスが取れなかったり、足を引きずるなどの症状が見られる場合は、原因の一つに関節炎が考えられます。

また、寒い時期の冷えが血管を収縮させ、血流が悪くなることで痛みを起こしやすくなることもあります。

痛みや腫れがある場合には、お散歩などの運動を嫌がったり、触ると嫌がるようになります。

 関節炎について

関節炎は、生まれつき関節に異常がある先天性のものと、激しい運動や老化、肥満などの原因による後天性のものとに分かれます。

 

先天性の場合は、遺伝性疾患が多く、生まれつき股関節の緩みが大きく、関節が傷つき炎症を起こす「股関節形成不全」や、膝のお皿が外れやすい「膝蓋骨脱臼」などがあります。

この場合、幼い頃は症状が見られないことが多いですが、負荷が積み重なることで、年齢が上がるにつれて、症状が見られやすくなります。

 

後天性の場合は、外傷や、肥満などが原因で起こります。

無理な動作や激しい運動、または肥満の場合、四肢に負荷がかかり、積み重なると症状として現れやすくなります。

また、自己免疫性疾患の「関節リウマチ」が原因で起こる場合もあります。

 

関節炎は軟骨のすり減りが大きく関わっています。

骨と骨の繋ぎ目を関節と言い、骨の先端部分は、滑らかで弾力のある軟骨で覆われており、関節をスムーズに動かしてくれます。

しかし、関節へ負荷がかかると、軟骨がすり減ったり、骨膜が傷つくなどし、炎症が起こりやすくなります。

投薬以外の方法として、すり減った軟骨部分を補うためにサプリメントを取り入れることは大変効果的です。

 

「関節炎はよく聞く病気だから」と、しばらく様子を見られる飼い主さんもいらっしゃいます。

しかし、ペットにとって痛みは非常に強いストレスです。

痛みが原因で食欲が落ちたり運動不足で筋力も衰えてしまします。

小さなサインにもいち早く気付き、対処してあげることがとても大切です。

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