タバコが人体に与える悪影響の原因は、「副流煙」です。
これはタバコから出る煙で、これを吸ってしまうことを「受動喫煙」と言います。
(ちなみにタバコから直接本人が吸う煙は主流煙と言います。)

副流煙は主流煙に比べ、なんと ニコチンは約3倍、アンモニアは約50倍、一酸化炭素は約5倍も含まれていると言われています。
人体への影響は肺がん、心臓病などのリスクが高まる事がわかっています。

タバコは人への影響だけでなく、ペットへも多大な影響があることが分かっています。

飼い主が喫煙者だった場合、犬の発がん率は約1.6倍。(室内で喫煙の場合)
また近年の研究では、アトピーと脱毛などの原因になったり、体内のビタミン類が破壊されることで老化が早まると言うことも分かっています。
特に体高の低い犬種や短頭種は影響を受けやすいと言われています。

昔に比べペットの寿命が延びている一方、生活環境が原因で病気になってしまうペットも増えているのが現実です。
その原因を作っているのは、多くは私達飼い主や人間にあるのかもしれません。

環境やお食事など、大切なペットの為に一つひとつ見直してみましょう。
どこかに落とし穴があるかもしれません!