自然免疫で中心的な働きをするマクロファージは、体の中で動き回っており、
バクテリアやウイルスなどのばい菌を食べてしまう、
体を守る細胞というのはこれまでの記事でご存知ですね。
脳、皮膚、肺、肝臓、筋肉、腸、骨など、からだのすべての場所にいる免疫細胞は
マクロファージだけ!なのです。
それは何故でしょう?
それは、細胞は死んでいき、そして新しい細胞が生まれてくる訳ですが、
死んだ細胞はというと、体に不要なもの、すなわち異物になります。
体から除かなければ、新しい細胞が生まれてきません。
そんな、死んだ細胞もせっせとマクロファージは食べています。
だから、細胞がいるところマクロファージありき!なのです。
それだけではありません。
日々生まれるがん細胞もマクロファージが異物として食べているのです!
マクロファージにしっかり働いてもらって、健康を維持していく事が肝心です。
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出典「ひげ博士の最新免疫学講座」
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