犬の カッコカッコ ・・・。
私の HP でも Blog でも犬のの大事なお話はたくさん書いてきましたが
まだ、まだ、ワンちゃんのの大切さは知られていません。

また、犬の歯について詳しく書いてある物も少ないと思います。

歯 犬の歯の機能

  犬の歯は古くから武器としての役割を果たしてきました。
  そのため 犬歯は鋭く長く動物を噛んだ時 深く相手にダメジーを与える事が可能です。
  歯根部は 太くカーブしながら半分以上は上下顎骨(がくこつ)の中に収めているため
  強く噛める構造になっています。 <下記の図参照>

   犬の歯-組成2.jpg

  切歯(せっし)は、(図参照:I1/I2/I3) 尖っており食物を噛み砕く役割をしています。
  臼歯(きゅうし)と聞くと人で言うと奥歯の様な平らな歯を思われますが
  犬の場合は、前臼歯(P1/P2/P3/P4)、の上下の歯がぴったり合い尖っています。
  肉などを引きちぎる役割をします。
  特に上顎の第4前臼歯(P4)と下顎の第1後臼歯(M1)は、裂肉歯(れつにくし)と言って
  ハサミの様に噛みあって肉を裂く事ができます。
  (余談:母犬が出産の際へその緒を切る時に使うんですよ)

   
   犬の歯-歯牙-歯式2.jpg

  馬や牛の様に下顎が左右に動いて食べ物を噛み砕く事や磨り潰す顎間接はありません。
  犬の歯は、物や子犬を噛んで運んだり 選り分けたりする人の手の役割をします。