タヒボ(NFD)の原料は特定地域に生育する樹種に限られ、しかも樹齢30年以上の樹木の内部樹皮にしか有用成分の「NFD」が確認されていません。
自然保護の観点から無秩序な伐採を防ぐために、植物分類学上の知識を修得した専属の伐採チームを編成して樹木の選定を行っています。
特定地域であらかじめ調査確認した樹木の樹皮サンプルを、花や葉などの植物標本と一緒に研究所に送り、樹種やサンプルの成分が基準を満たしているか検査します。

その後、基準値を満たした樹木のみを一定の時期に伐採し、現地工場にて製造し日本に輸出します。
輸出された素材は日本で厳密な分析と試験が繰り返し行われた後に、製品化されます。
タヒボは栽培作物ではないため農薬が検出されることは本来ありえませんが、地球規模で環境汚染が拡散している現状を懸念して、滅菌処理と菌検査に加えて、ポジティブリスト制度に基づく300品目の残留農薬検査を行い合格しています。