もっと犬の気持ちがわかったら
いいのにと思う飼い主の方は
たくさんいるでしょう。

犬の行動から読み取れる
カーミングシグナル(Calm=落ち着く・鎮める、Signal=合図・信号)を
引き続きご紹介します。

【カーミングシグナル】

○カーブを描きながら歩く
相手と正面から向き合うことは敵意を示します。
ゆっくりカーブしながら歩きはじめたということは
相手に対して敵意は無いことを示しているサインです。

お散歩中に他の犬と
すれ違う時、犬がカーブをして歩きたさそうであれば
カーブさせてあげてください。
それは犬同士、犬語で会話しているときです。

○突然静止する
相手を落ち着かせるためには
決して動いてはいけないという状況の時に、犬はフリーズします。

○地面の匂いを嗅ぐ
犬にとってにおいを嗅ぐという行動には
情報収集のためでもありますが
その他に、カーミングシグナルの
場合もあります。

地面のにおいをかいで相手の犬に関心のないふりをし、
自分を落ち着かせようとする行動でもあります。

○前足をあげる
緊張や興奮している自分を、落ちつかせようと
しています。
知らない場所にいるときなど、気持ちを
落ち着かせるために片足をあげているのです。

○遊びのポーズをする
前足と上半身を低くして、お辞儀のような姿勢をとり
前足を弾ませたり、体を左右にじゃれるように動かしている場合は
相手を遊びに誘っているときですが
お辞儀のような姿勢をとり、じっと動かずにいる時は
別の意味となります。

相手の犬に対して不安を感じたり,また相手に対して
危害を加えないということを示しています。

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