色々なサイトを観ても、本を読んでも・・・。
癌<ガン>の原因や予防は あまり昔から進展がなく
結局???のままになっています。

そのせいか 癌<ガン>になると 仕方ない・・・。と言う言葉で
かたづけられ、特にワンちゃん・ネコちゃんの様な動物たちは
人より悲しく 手術も治療もほどこされないまま、彼らの生命力に
託されるケースが多い事を 日々の獣医師とのお話で感じ取られます。

病院へ来た頃には 末期癌で 手の施しようがないと言う現状を
今のうちから ご理解頂けたら嬉しいです。

癌<ガン>の 要因・原因は きっとあると思います。
癌<ガン>になってからでは 手遅れです。
癌<ガン>になる前に 私達に出来る事・・・。

食事栄養の偏り
  ドッグフードはたとえ総合栄養食の物でも、加熱処理がされて
  おり、酵素 (栄養を吸収させる要素) が消失されます。
  その為 十分に栄養を吸収できないまま排出してしまっている
  ケースが多く、カリカリフードは勿論ですが、ウェットであっても
  十分な酵素が残っている事はまずありません。
  やはり手作りが一番ですが、それが難しい場合は、せめて、
  酵素を補う食品とドッグフードを合わせて与える必要があります。

犬ストレス
  現代のワンちゃんは、一人で留守番する事が多くなています。
  本来 群れをなして生活していたワンちゃん。
  飼い主との時間もワンちゃんにとっては十分なものではなく、
  不安や寂しさ恐怖を感じています。
  また繊細なワンちゃんには暑さや寒さ、騒音や臭い等も大変な
  ストレスです。特に都会で暮らすペットのストレスはより 想像以上に
  心の負担を抱えています。

ベビーカー運動不足
  室内飼いが多くなった事、マンションで飼われる事が多くなった事
  限られたスペースでの生活は、ワンちゃん、ネコちゃんにとって
  運動不足になります。摂取したエネルギーを消費できず、
  血行不良や自律神経の不調、肥満等の様々な悪い要因をもたらし、
  免疫力を低下させてしまいます。
  ワンちゃん、ネコちゃんにとってのお散歩は、ただの排泄だけでなく
  日光浴、遊び、運動、情報収集と あらゆる神経をつかさどる為に
  大切な時間です。

  これ以外にも 遺伝的な要因や遺伝子群の変異によって
  遺伝子産物が活性化して、細胞が異常な増殖を起こしたり、腫瘍細胞が
  生成されるという、要因もありますが、私たちが出来る事からはじめたいと
  思います。

  愛犬、愛猫の健康管理は 飼い主として当然の義務です。
  定期的な健康診断も受ける必要もありますが
  日頃から 愛犬、愛猫の体をさわり しこりはないか?
  排尿、排便を確認し 異常はないか 観察して頂きたいと思います。