治療方法の選択

がんは、手術で切除すれば、完治するというような
単純な病気ではありません。再発の恐れもありますし、
手術が思い通りにいくとは限りません。

残念ながら、医療の技術が上がったからといって、
がんの治癒率は決して高くありません。

犬は、自ら治療方法を選択できません。ですから、飼い主が、
がんになった愛犬をどのように見守ってあげたいのかをよく考えて、
治療方法を選択する必要があります。

治療方法は、現代医療(外科手術や抗がん剤投与)のほかにも、
自然治癒力を高める代替療法など選択肢はたくさんあります。

最近では、手術で痛みを和らげ、その後補助的な代替療法
(ホメオパシーなど)で、自然治癒力を高め、維持する方法を
組み合わせる治療方法が進んできています。