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ペットを飼う上で飼い主さんにとって
大きな心配なことの1つである
犬の「噛む」という行動。

家族に小さな子がいたり、外出時に
他の人に迷惑をかけてしまうのでは・・・と
不安に感じる人は少なくないようです。

しかし、きちんとしたしつけ方法、犬の気持ちを
理解し、正しい知識、きちんと犬とのコミュニケーションを
とることができれば、防ぐことが可能です。

一言で噛むと言っても噛む行動には
大きく意味合いが異なります。
敵に対して噛む、甘えて噛む、ストレスがたまって噛む、
物を食べるために噛む・・・など様々です。

それでは、犬はどんなときに咬むのでしょうか?
咬まずにはいられない犬の気持ちや精神状態等
いろいろな理由があるようです。

○小さな子供も怖いよ

子供は、体は小さいですが突飛な行動を
取ることもしばしばあります。
犬にとってはこの突飛な行動にびっくりしたり、
恐怖にかんじて、思わず「噛む」という行動を
取ってしまうようです。

○暇すぎてしかたなく

通りすがりの住宅の庭先に犬がいる、と
つい遊んであげたくなってしまうという人も多いと思います。
しかし庭先に繋がれている犬は、暇でストレスが
たまっている場合も多いそうです。
外から手を出されて、通りすがりのひとが
怪我を負ってしまった場合、飼い主さんの責任を
問われてしまう可能性があります。
また、責任追及されなくとも誰かを傷付けてしまうなんて
気持ちの良いことではありませんよね。
そんなトラブルを未然に防ぐためには
飼い主さんは外から簡単に犬と接触できない距離に離すように
してあげてください。
また、逆の立場の場合はむやみに手を出すのではなく、
飼い主さんに了解を取り、少しずつ犬との距離を縮め
犬がリラックスするようにして仲良くなりましょう。

○楽しくても噛む

興奮し、自分で自分が制御できなくなって咬む
犬は興奮するとわけがわからなくなってしまい
力加減もできなくなります。
犬が興奮したときは、すぐに落ち着かせることです。
日ごろから基本的な服従訓練を身につけさせて
おくことが大切です。
また犬を落ち着かせるグッズの利用や
心配なときは獣医師に相談し、判断を仰ぎましょう。

小さな頃から、おかしな噛み癖がつかないよう
きちんとしつけることが大切です。

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