ワンちゃんは、人の様に言葉を発する事ができませんが
カーミングシグナルと言う手法でコミュニケーションをとる事ができます。

カーミングシグナル?

いわゆる犬のボディ・ランゲージのことです。
狼の本を読むと、【カット・オフ・シグナル】(断ち切りの信号)と書かれています。
これは、ボディランゲージを用いることにより、相手の攻撃を断ち切ったことから
そう呼ばれているようです。
しかし、犬が出すボディ・ランゲージは、もっと微妙なもので見逃しがちです。
狼と違って、いつでも生命の危険にさらされていない犬には、
おおげさなものは必要ないのでしょう。
そこで、【カーミングシグナル】 落ち着きをもたらすシグナルと呼ばれるようになったそうです。

犬はストレスや不安を感じたとき、また自分を落ち着かせようとする時などにカーミングシグナルを
出します。
さらに、不安、恐怖心、不快な刺激や犬や人からの威嚇などを和らげる時にも用います。
つまり、他の犬や人間と友好的に接するための手段であります。

モノグラム② 目をそらす=悪意はありませんよぉ~~。
モノグラム② あくびをする=相手に落ち着いて欲しい時。また、自分にストレスがかかり
   落ち着こうとしている時。
モノグラム② 前足を伸ばす=遊びを誘っている時や相手を落ち着かせる時。
モノグラム② 体を振る=切り替え、自分を落ち着かせる。
モノグラム② 尾を振る=嬉しい時や興奮している時、自分との葛藤が生じた時、
   または相手を落ち着かせると時。
モノグラム② 地面の匂いをかぐ=ストレスを感じた時や相手を落ち着かせる時。
モノグラム② 座る=相手に不安を感じた時。
モノグラム② 伏せ=相手を落ちつかせたり、服従している時。

など、など、
カーミングシグナルの本:【犬語の世界へようこそ】トゥリッド・ルーガス著 テリー・ライアンなどが
古くからありますが 読んでいるだけでも ワンちゃんってなんて平和主義なんだろうと感じます。

モノグラム② 私は そこにプラスして ワンちゃんにはお顔の表情があると思っています。

Pasha の場合

集中.jpg

矢印この表情は、集中している時のお顔です。
目を大きく開いて尾をピィ~ン立てて・・・。

笑ってるbest.jpg

矢印この表情は、嬉しい時のお顔です。
何か楽しい事がある予感がする時、ワクワクしている表情です。

ボディー・ランゲージ&フェイス・ランゲージ
言葉だけがコミュニケーションではないと言う事・・・。
大切な愛犬とのコミュニケーションって大事ですよね。
分かり合えれば 一層 信頼関係が築けると思います。