サプリメントって何? と 聞かれると正確に答える事って出来ますか?
栄養補助食品 とか、健康補助食品
また、略称はサプリ・・・。
もともと サプリメントとは、アメリカ合衆国での食品区分の一つであり、
Dietary Supplement (ダイエタリー・サプリメント ) の訳語で、
不足しがちな ビタミン や ミネラル、アミノ酸 などの栄養補給を補助する目的や
ハーブ などの成分による薬効の発揮が目的である食品を指します。
他にも 生薬、酵素、ダイエット食品など 様々な種類のサプリメントがあります。
日本でも健康への意識が高まった1990年頃から 予防医学として 法規制が緩和され
国民にとって取り入れ易い物になったと言われています。
しかし、アメリカと日本では 国の規制が異なる為 <サプリメント>に対する
意識と製品に対する位置づけは大きく異なります。
アメリカの場合
日本に比べて国民の医療費負担が高額な為 個人の健康意識が高く、
また、<サプリメント使用>の自由と云う表現があるように、国民性からも
サプリメントの普及率は高い。
更に サプリメントは、医薬品などの大規模な治験により効果が出ることが
実証されたものとは異なっている為、病気を治療するという主張はできないが
科学的根拠がなくてもなんらかの証拠があれば効能を表示できることが可能である。
しかし、アメリカは公的機関の監視が高い為 日本の様に事故発生があるまで製造中止
命令が出来ない法律より安全性においてはレベルは高い。
日本の場合
アメリカの外圧により1996年からサプリメントの販売が出来る様に規制緩和されたが
あくまでも<健康食品>と云う食品区分として扱われており 効果効能を表示しては
ならず、薬事法で定める成分以外を含有してはならない。
しかし、日本は法的な定義区分が存在しないため、「いわゆる健康食品」や「健康志向食品」
などという用語も使用される為 サプリメントの評価は、医師を初めとし個人差があります。
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